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アグン山が世界の危険な火山トップ10に入る


火山専門家らは、世界で最も危険な火山は、日本の硫黄島の摺鉢山(すりばちやま)であると語っている。このマンチェスター大学の専門家らは、山からの激しい噴火は第二次世界大戦の頃から知られており、噴火は時間の問題だと話す。

もし摺鉢山の噴火が起れば、日本の南部地域、さらに、上海と香港を含む中国の海岸付近の街を壊滅させる、およそ25mの高さの大津波が発生するだろうと予想される。

摺鉢山は、世界の危険火山トップ10の中で最も危険といわれ、この100年以内に大噴火を起こし、その影響で少なくとも100万人が死亡すると予測されている。

火山学者のアルベルト・ジジュルストラ博士は、1815年にインドネシア・スンバワ島のタンボラ山が噴火してから、その他に大噴火はまだないと述べた。200年前にタンボラ山が噴火した時、この噴火の影響は、夏という季節が無いような世界を作った。「今世紀に、タンボラ山のような大噴火の可能性がある。」と同氏。

摺鉢山の話に戻ると、専門家らは、この火山の噴火は、気候をも劇的に変化させてしまったタンボラ大噴火と同じ程度の噴火となるだろうと予測している。摺鉢山の山頂は、1945年にアメリカ合衆国海軍がこの山の頂上に国旗をはためかせた頃に比べると、現在は約20mも高くなっているのだ。マグマが膨れ上がっていることが、摺鉢山を高くさせたのである。

その他、硫黄島の海岸の高さもますます高くなっており、島の陸地の表面は海面より17mも高くなっている。これは、ここ数百年の間4年毎に1m高くなっているという意味である。

摺鉢山が噴火すれば、1458年にニュージーランドの北側で30mの大津波をもたらし、そして、ポリネシア文化の壊滅に繋がったバヌアツのクワエ山と似たような規模となるだろう。

また、世界で最も多くの火山を所有する国の一つであるインドネシアは、このリストに2つの火山の名を連ねている。それは、バリ島のアグン山と、東ジャワのクルッド山だ。


世界の危険な火山トップ10は以下の通り。


1. 日本:硫黄島摺鉢山
2.
ニカラグア:チルペテ/アポイェケ山
3.
イタリア:カンピ・フレグレイ山
4.
日本:阿蘇山
5.
メキシコ:トランス・メキシコ火山帯
6.
インドネシア:バリ島アグン山
7.
カメルーン:カメルーン山
8.
フィリピン:マニラ近郊タール山
9.
フィリピン:マヨン山
10.
インドネシア:東ジャワ・クルッド山



via Tribun Bali



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